フィリピン留学費用 フィリピン到着後に必要になる費用とは?
EV語学学校オフィス
SSP(特別就学許可証)
SSPとはSpecial Study Permitの略で、観光ビザでの入国者がフィリピンにおいて合法的に学習をするための許可証のことです。
一度の発行で6カ月有効です。
もし、6カ月より多く1つの語学学校で学習する場合には、再度申請が必要になります。
また、SSPはその語学学校ごとで就学許可をとる必要があるため、6カ月以内であっても別の学校に移った場合には新しく発行を受ける必要があります。
費用は、地域や学校ごとによって少しことなり、ほとんどの場合が6,800ペソで、
6,500ペソ、7,000ペソといった学校もあります。
2023年現在のレートですと、日本円で約1万6千円ほどです。
手続きは全て語学学校が行ってくれるため、留学生は費用を支払うだけです。
BAGUIO JIC語学学校中庭
ビザ延長費
日本国籍をもっている場合には、観光や商用目的であれば、フィリピンに無査証で30日間の滞在が可能です。
そのため、出発前に事前にビザの申請などの手続きなくフィリピンのへの入国が可能です。
フィリピンの空港に到着し、入国審査を終えると30日間の滞在許可のための入国スタンプが押されます。
また、それ以上の期間の滞在の場合も、現地でビザを延長することで留学が引き続き可能です。
SSP同様、留学生は延長費用を支払うだけで、手続きは各語学学校が行ってくれます。
留学期間 |
延長回数 |
滞在可能期間 |
延長費用 |
|
1~4週間 |
0回 |
30日 |
0ペソ |
|
5~8週間 |
1回 |
59日 |
約4,000ペソ |
約9千円~1万円 |
9~12週間 |
2回 |
89日 |
約5,500ペソ |
約1万2千円~1万3千円 |
13~17週間 |
3回 |
119日 |
約3,500ペソ |
約8千円~約9千円 |
18~21週間 |
4回 |
149日 |
約3,500ペソ |
約8千円~約9千円 |
22~25週間 |
5回 |
179日 |
約3,500ペソ |
約8千円~約9千円 |
延長費用は地域や学校によってい若干異なります。
ビザ延長費用は5週間以上の留学から発生します。
ただ、語学学校の滞在期間の前後に、語学留学以外の理由でフィリピンに滞在し、合計滞在日数が31日以上になるのであれば、4週間以内の留学であっても、当然ビザの延長が必要です。
BLUE OCEAN語学学校オフィス
ACR I-card
ACR I-cardとは外国人登録証、日本で言うところの在留カードのようなものです。
59日を超えてフィリピンに滞在する外国人に申請する義務があります。
9週間以上の留学をする場合には必ず発行を受けなければならず、語学学校への滞在は8週間以下であっても、合計滞在期間が60日以上になるなら申請をしなければなりません。
費用はほとんどの学校が3,500ペソで、2023年現在のレートで約8,500円です。
PINES CHAPIS語学学校テキスト
テキスト代
フィリピン現地到着後、入学初日にレベルテストがあり、その結果を受けてテキストを購入することになります。
1冊あたりの価格は200ペソから500ペソです。
最初の4週間の購入金額はだいたい1,000ペソ~2,000ペソぐらいですが、
コースや学生ごとの進行状況などによってまちまちで、8週間だと2,000ペソから4,000ペソと単純に計算できない学校も多いです。
とりあえずとして、4週間2,000ペソ(約5,000円)で、留学期間の金額の概算をしておけばよいかと思います。
ENGLISH FELLA語学学校寮とプール
寮保証金
寮の施設、設備に対しての保証金です。
退寮時に、これらに問題がなければ全額返金される部分です。
ただし、管理費や実際に使用した分の電気代を退寮時に清算する学校の場合は、それらの費用を差し引いた金額が返金される場合もあります。
また、ペナルティで罰金を科す場合にも、保証金から差し引かれたりもします。
留学期間や学校によって、金額差が大きいですが、約2,000ペソから5,000ペソ(約5,000円から13,000円)です。
HELP語学学校エアコン
管理費、電気代、水道代
語学学校によって、一番ばらつきがでてくる費用です。
1週あたりの金額を固定制で請求する学校もあれば、
実際の使用量で計算して金額が決まる学校も、
また、そのミックスで一定の使用量までは固定金額で、それ以上になると超過料金が発生するという学校もあります。
学校ごとに大きく開きがありますが、4週間あたり約2,000ペソから6,000ペソ(約5,000円から15,000円)です。
セブマクタン空港ピックアップ
ピックアップ
フィリピンの到着時に各語学学校が空港までピックアップに来てくれます。
セブ、イロイロ、バコロドの学校の中には、無料でピックアップしてくれる学校もありますが、多くの場合で費用がかかります。
セブ、バコロドは約800ペソから1200ペソ(約2,000円から3,000円)、
バギオはマニラ空港なら3,000ペソ(約7,500円)、クラーク空港なら2,500ペソ(約6,500円)、
クラークはマニラ空港なら約5,000ペソ(約12,500円)、クラーク空港なら1,000ペソ(約2,500円)、
イロイロは2,500ペソ(約6,500円)です。
ちなみに、数校ですが、ピックアップに費用は出発前に支払う必要がある学校もあります。
また、帰国時は各自で空港に向かうことになります。
そのため、ピックアップの費用のように高額にはなりません。
セブであればタクシーやGRABで、200ペソから400ペソ、
クラークからマニラ空港も約300ペソ、
一番、距離のあるバギオ―マニラ空港間のバスも約800ペソです。
これだけ見ると、到着時も自分自身で語学学校に向かって節約したいと思われるかもしれませんが、慣れない土地で大きな荷物を持っての移動は、正直なところお勧めしません。
安心、安全にお金を払うと思って、語学学校のピックアップを受けていただければと思います。
PINES MAIN語学学校ラウンドリールーム
洗濯
ほとんどの語学学校で週1回か2回の洗濯を無料で行ってくれますが、洗濯費用が別途かかる語学学校もあります。
ただし、洗濯+乾燥で7キロあたり100ペソから150ペソ、つまり300円、400円ですので、週に1,2回の洗濯であれば、4週間で1,500円から3,000円ほどにおさまります。
ちなみに、部屋の清掃は全ての学校が無料で週に1回か2回ほど行ってくれます。
EV語学学校カンファレンスルーム
ECC、CRTV
この費用は、フィリピンに6カ月以上滞在した場合に必要な費用なため、払うことになる留学生はほとんどいません。
ECCはEmigration Clearance Certificate(出国許可証)、
CRTVはCertificate of Residence for temporary Visitors(一時居住証明)のことで、
どちらも約1500ペソです。
セブアイランドホッピングツアー
遊興費
上の項目までは、語学学校に支払う費用でしたが、最後に現地で使うお小遣いの部分です。
4週間あたり、5千円から3万円、(2,000ペソから12,000ペソ)ぐらいでみておくとよいと思います。
しかし、4週間だけの留学で遊興費が5千円ですむということはあまりないと思います。
4週間しかなければ、毎週末旅行に行く人も多く、
長期留学の人よりも、フィリピンにいるうちにあれもこれもやっておきたいという気持ちが強いので、
そうなると4週間でも2万円ぐらいはすぐに使いますし、
さらに、平日も外食をする、マッサージによく通う、ショッピングが大好き、といった留学生なら、4週間で5万円、6万円、さらには10万円以上、使うかたもいます。
長期になってくると、色々体験したい気持ちもそのうち落ち着き、
今月はどこにも旅行に行かず、近場で食事に出かけたぐらい、
という留学生も多くなり、
そうなると4週間を5千円で過ごすことも可能です。
同時期に入学したバッチメイト達が帰国し始めると特にそういった傾向になります。
基本的に、4週間あたり2万円で計算し、たくさん外出するつもりでいる場合は、
さらに余裕をもって遊興費を準備しましょう。