分かりづらいフィリピンの留学費用を徹底解剖‼

フィリピンへの留学を検討し始めた方、
どの語学学校が良いか考え始めている方にとって、
気になることは様々あるかと思いますが、
やはり、なんと言っても重要なのは
“フィリピン留学の費用”についてではないでしょうか。

どれぐらいかかるのか、という部分はもちろん、
初めて聞く用語などもあり、受け取った見積りなどをみると、
分かりづらかったりしますよね。
そういったところも含めて、ここでは費用の詳細をご案内していこうと思います。
CPI語学学校外観

フィリピン留学費用 出発前に支払わなければならないものとは?

フィリピン留学手続き

入学登録金

これはもう、言葉そのままのものですね。
入学の申し込みを行うための費用です。

語学学校ごとに異なりますが、
ほとんどの語学学校が、10,000円、15,000円、100ドル、120ドル、
この4つの金額のうちのどれかです。

入学登録金の額は、期間の長さで変わることはありません。
また、同じ語学学校への再入学、つまりリピート留学の際には、支払いが免除されます。
CIA語学学校マンツーマン

授業料

受講コースの部分のみの費用です。 トータルの授業数だけで価格が上下するのではなく、マンツーマン授業のコマ数が金額の決定に大きく影響します。
また、マンツーマンとグループのコマ数が同じであっても一般英語(GENERAL ESL)のコースよりも、
TOEIC、IELTS、TOEFLなどの試験対策や、ビジネス、ジュニアコースといった特別なコースの方は、その分野を教えられる講師が必要なため、その分、費用が高くなります。
同様に、ネイティブの授業も講師の給与の分、当然高くなる傾向にあります。

2023年現在で、4週間の費用は成人であれば約9万円から14万円ほどで、
ジュニアコースはおよそ13万円から17万円ほどです。
(3,4時間のライトコースは除いています。)

そのため、お見積りのお問合せをいただいた時に、まだ明確に留学プランが決まられていない場合には、
まず、4週間の留学で成人であれば12万円、ジュニアあれば15万円として概算し、当社の場合にはご案内しております。
CPI語学学校寮

寮費

何人部屋かによって、各学校、金額を設定しています。

6人部屋で約4万円~、4人部屋で約5万5千円~、3人部屋約6万5千円~、2人部屋約9万円~、1人部屋約12万円~、
と、各部屋タイプ上の金額以上と思って予算を考えてみたください。

金額の違いには、もちろん施設の内容も反映されます。
建てられてから、また、リモデリングされてから新しくきれいであれば当然、高い傾向にあり、
設置されている設備の部分でも違いが出てきます。
エアコンはどの部屋にも設置されていますが、机やキャビネットの大きさ、冷蔵庫や扇風機があるか、またそれらの大きさ等も少しずつ違ってきます。

物価の関係上、どの地域のどのあたりに学校があるかなども、寮費に影響する場合もあります。

また、例えば同じ3人部屋と言っても、学校によって大きさに開きがありますが、こちらに関しては、部屋の広めな学校だから高いとか、狭いから安いというのは一概には言えないところです。

フィルジャではフィリピン現地スタッフが直接スマートフォンで撮影した写真や動画の中から最新のもので、必ずカウンセリングを行っております。
お部屋のコンディションの重要度が高いかたは特に、語学学校が広報用にとったものだけでなく、当社で撮影したもので学校の様子を確認されることをお勧めします
セブマクタン空港

航空券

フィリピンに入国するためのもの、フィリピンから出国するためのもの、両方の航空券の購入が必要です。

入国のための航空券はともかく、現地延長をする可能性がある方などはフィリピン入国後にフィリピンを出国する航空券を購入されたいと思われるかもしれませんが、観光ビザでのフィリピン入国の条件として、フィリピン出国の航空券を持っている必要があるため、必ず、出発前に入国分と出国分の航空券を購入しておく必要があります。

また、現在、すべての観光ビザでの渡航者の入国条件として、フィリピン入国から30日以内にフィリピンを出国する航空券を所持していることが含まれています。
31日以上(通常5週間以上)の留学を行う場合には、本来のフィリピン出国日に日付変更できる航空券を購入するか、出国分の航空券とは別に捨てチケットを購入する必要があります。

セブパシフィックなどのキャンペーンをうまく利用できたら、往復2万円などでも購入できることなどもありますが、大体4万円から7万円ぐらいで購入が可能です。
この月だから高いというのはそこまでなく、基本的には早めに購入するとより安くなります。

ただし、搭乗日が、クリスマス、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆やその他の連休に重なるとお手頃な航空券が見つかりにくいです。
CIA語学学校クリニック

海外旅行保険

海外旅行保険はフィリピン現地で病気になった際の病院での治療費のカバーはもちろん、航空機の遅延などによる損害や携行品損害などもカバーすることも可能です。
慣れない土地での長期滞在で、体調を壊す可能性は十分にあります。
また、週末には様々な野外アクティビティに参加する留学生も多く、海外保険への加入を当社では強く勧めており、 加入を必須として語学学校もあるほどです。

保険料は4週間約8千円~、8週間約1万8千円~、12週間約2万5千円~、16週間約6万円~、20週間約7万5千円~、24週間約9万円~です。

90日以内の滞在の場合には、クレジットカードの付帯保険も利用できます。
ただし、年会費の高いものでも治療補償が300万円ぐらいしかありません。
年会費無料のクレジットカードの場合は、30万円、50万円といった治療補償額が一般的です。
これぐらいの金額では、入院するとなった場合、保険でまかなえない金額の請求がくることもあるので注意が必要です。

フィリピン留学費用 フィリピン到着後に必要になる費用とは?

EV語学学校オフィス

SSP(特別就学許可証)

SSPとはSpecial Study Permitの略で、観光ビザでの入国者がフィリピンにおいて合法的に学習をするための許可証のことです。
一度の発行で6カ月有効です。
もし、6カ月より多く1つの語学学校で学習する場合には、再度申請が必要になります。
また、SSPはその語学学校ごとで就学許可をとる必要があるため、6カ月以内であっても別の学校に移った場合には新しく発行を受ける必要があります。

費用は、地域や学校ごとによって少しことなり、ほとんどの場合が6,800ペソで、
6,500ペソ、7,000ペソといった学校もあります。

2023年現在のレートですと、日本円で約1万6千円ほどです。
手続きは全て語学学校が行ってくれるため、留学生は費用を支払うだけです。
BAGUIO JIC語学学校中庭

ビザ延長費

日本国籍をもっている場合には、観光や商用目的であれば、フィリピンに無査証で30日間の滞在が可能です。
そのため、出発前に事前にビザの申請などの手続きなくフィリピンのへの入国が可能です。
フィリピンの空港に到着し、入国審査を終えると30日間の滞在許可のための入国スタンプが押されます。
また、それ以上の期間の滞在の場合も、現地でビザを延長することで留学が引き続き可能です。
SSP同様、留学生は延長費用を支払うだけで、手続きは各語学学校が行ってくれます。

留学期間 延長回数 滞在可能期間 延長費用  
1~4週間 0回 30日 0ペソ  
5~8週間 1回 59日 約4,000ペソ 約9千円~1万円
9~12週間 2回 89日 約5,500ペソ 約1万2千円~1万3千円
13~17週間 3回 119日 約3,500ペソ 約8千円~約9千円
18~21週間 4回 149日 約3,500ペソ 約8千円~約9千円
22~25週間 5回 179日 約3,500ペソ 約8千円~約9千円

延長費用は地域や学校によってい若干異なります。

ビザ延長費用は5週間以上の留学から発生します。
ただ、語学学校の滞在期間の前後に、語学留学以外の理由でフィリピンに滞在し、合計滞在日数が31日以上になるのであれば、4週間以内の留学であっても、当然ビザの延長が必要です。
BLUE OCEAN語学学校オフィス

ACR I-card

ACR I-cardとは外国人登録証、日本で言うところの在留カードのようなものです。
59日を超えてフィリピンに滞在する外国人に申請する義務があります。
9週間以上の留学をする場合には必ず発行を受けなければならず、語学学校への滞在は8週間以下であっても、合計滞在期間が60日以上になるなら申請をしなければなりません。

費用はほとんどの学校が3,500ペソで、2023年現在のレートで約8,500円です。
PINES CHAPIS語学学校テキスト

テキスト代

フィリピン現地到着後、入学初日にレベルテストがあり、その結果を受けてテキストを購入することになります。
1冊あたりの価格は200ペソから500ペソです。
最初の4週間の購入金額はだいたい1,000ペソ~2,000ペソぐらいですが、
コースや学生ごとの進行状況などによってまちまちで、8週間だと2,000ペソから4,000ペソと単純に計算できない学校も多いです。
とりあえずとして、4週間2,000ペソ(約5,000円)で、留学期間の金額の概算をしておけばよいかと思います。
ENGLISH FELLA語学学校寮とプール

寮保証金

寮の施設、設備に対しての保証金です。
退寮時に、これらに問題がなければ全額返金される部分です。
ただし、管理費や実際に使用した分の電気代を退寮時に清算する学校の場合は、それらの費用を差し引いた金額が返金される場合もあります。
また、ペナルティで罰金を科す場合にも、保証金から差し引かれたりもします。

留学期間や学校によって、金額差が大きいですが、約2,000ペソから5,000ペソ(約5,000円から13,000円)です。
HELP語学学校エアコン

管理費、電気代、水道代

語学学校によって、一番ばらつきがでてくる費用です。
1週あたりの金額を固定制で請求する学校もあれば、
実際の使用量で計算して金額が決まる学校も、
また、そのミックスで一定の使用量までは固定金額で、それ以上になると超過料金が発生するという学校もあります。

学校ごとに大きく開きがありますが、4週間あたり約2,000ペソから6,000ペソ(約5,000円から15,000円)です。
セブマクタン空港ピックアップ

ピックアップ

フィリピンの到着時に各語学学校が空港までピックアップに来てくれます。

セブ、イロイロ、バコロドの学校の中には、無料でピックアップしてくれる学校もありますが、多くの場合で費用がかかります。

セブ、バコロドは約800ペソから1200ペソ(約2,000円から3,000円)、
バギオはマニラ空港なら3,000ペソ(約7,500円)、クラーク空港なら2,500ペソ(約6,500円)、
クラークはマニラ空港なら約5,000ペソ(約12,500円)、クラーク空港なら1,000ペソ(約2,500円)、
イロイロは2,500ペソ(約6,500円)です。

ちなみに、数校ですが、ピックアップに費用は出発前に支払う必要がある学校もあります。

また、帰国時は各自で空港に向かうことになります。
そのため、ピックアップの費用のように高額にはなりません。
セブであればタクシーやGRABで、200ペソから400ペソ、
クラークからマニラ空港も約300ペソ、
一番、距離のあるバギオ―マニラ空港間のバスも約800ペソです。

これだけ見ると、到着時も自分自身で語学学校に向かって節約したいと思われるかもしれませんが、慣れない土地で大きな荷物を持っての移動は、正直なところお勧めしません。
安心、安全にお金を払うと思って、語学学校のピックアップを受けていただければと思います。
PINES MAIN語学学校ラウンドリールーム

洗濯

ほとんどの語学学校で週1回か2回の洗濯を無料で行ってくれますが、洗濯費用が別途かかる語学学校もあります。
ただし、洗濯+乾燥で7キロあたり100ペソから150ペソ、つまり300円、400円ですので、週に1,2回の洗濯であれば、4週間で1,500円から3,000円ほどにおさまります。

ちなみに、部屋の清掃は全ての学校が無料で週に1回か2回ほど行ってくれます。
EV語学学校カンファレンスルーム

ECC、CRTV

この費用は、フィリピンに6カ月以上滞在した場合に必要な費用なため、払うことになる留学生はほとんどいません。

ECCはEmigration Clearance Certificate(出国許可証)、
CRTVはCertificate of Residence for temporary Visitors(一時居住証明)のことで、
どちらも約1500ペソです。
セブアイランドホッピングツアー

遊興費

上の項目までは、語学学校に支払う費用でしたが、最後に現地で使うお小遣いの部分です。
4週間あたり、5千円から3万円、(2,000ペソから12,000ペソ)ぐらいでみておくとよいと思います。
しかし、4週間だけの留学で遊興費が5千円ですむということはあまりないと思います。

4週間しかなければ、毎週末旅行に行く人も多く、
長期留学の人よりも、フィリピンにいるうちにあれもこれもやっておきたいという気持ちが強いので、
そうなると4週間でも2万円ぐらいはすぐに使いますし、
さらに、平日も外食をする、マッサージによく通う、ショッピングが大好き、といった留学生なら、4週間で5万円、6万円、さらには10万円以上、使うかたもいます。

長期になってくると、色々体験したい気持ちもそのうち落ち着き、
今月はどこにも旅行に行かず、近場で食事に出かけたぐらい、
という留学生も多くなり、
そうなると4週間を5千円で過ごすことも可能です。
同時期に入学したバッチメイト達が帰国し始めると特にそういった傾向になります。
基本的に、4週間あたり2万円で計算し、たくさん外出するつもりでいる場合は、
さらに余裕をもって遊興費を準備しましょう。

最後に 両替の仕方について

セブマクタン空港両替所
上でご紹介した現地で語学学校に支払う、現地費用の準備の仕方ですが、
ほとんどの学校が入学日のオリエンテーションの一環で両替所への案内があります。
その時に、日本円からペソに両替して、現地費用を支払います。

大金を持つのが不安で、現地のATMからクレジットカードなどで、海外キャッシングを行ってペソを準備されたい方もいるかと思いますが、
フィリピンのATMは引き出し限度額が低く、1万ペソまでしか引き出せない場合がほとんどです。
さらに、1回の出金に250ペソの手数料がかかり、現地費用のために何万ペソもATMから引き出すとなると費用がかさみます。

そのため、最低でも、現地費用と最初の4週間の遊興費分ぐらいは、日本円で現金を持ってきてペソに両替するのをお勧めします。

その後の費用は、キャッシングを必要な時に行ってもいいですし、
もちろん、すべてを現金の両替で準備されてもいいと思います。

語学学校やコース、地域、生活スタイルで費用は大きく変わってきます。
当社フィルジャでお見積りの作成、各語学学校の料金表などの資料もお送りできます。

ぜひ、お気軽にお問合せいただき、ここでご案内したこと以外にも、フィリピン留学について気になることがあれば、
お気軽に当社フィルジャにご相談、ご質問ください。

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